グーグルの検索ページを開いたら大きくシンセサイザーの絵が。
今日は、ロバート・モーグ氏の誕生日だったのです。モーグの楽器を手に入れた世界の人は、たぶん一生手放さない…、それぐらい愛着を感じているのではないでしょうか。モーグの音には、電気だけれども、雷とか静電気とか、自然界に存在するような響き、人間の持つ原始的な何かと共鳴しあうような穏やかさを感じます。数年前に公開された映画「モーグ」も「テルミン」も良い映画でした。
1970年代は、アメリカやヨーロッパでシンセサイザー奏者が大活躍し、田舎のレコード屋でもシンセのコーナーが設けられ、購入が容易なほど人気でした。映像音楽にも大きな影響を与えました。
当時日本では、バンドやポップス好きの人はYMOを、クラシック派の人は冨田勲氏に傾倒していったような気がします。私も、冨田氏のアトリエにあるパッチワーク式の機械に憧れ、(コルグのですが)MS-10と、その後、モーグ社の(発明はロシアのテルミン氏ですが)「テルミン」を購入。今まで一回も故障する事なく現役で動いてくれています。
コルグMS-10で作った曲「ある悲しみ」(1982)
各取扱説明書 ↑「人声」を出すためのブランク・チャート見本