年内は、それまでずっと続いていた1年7ヶ月の仕事の報酬で生活している。20歳代にフリーになった時、年3分の2ぐらい仕事をして、その報酬を残り3分の1の制作期間の生活費に充てようと考えていた。しかし、その方法は、今のやはり反動的な徴税システムでは不可能であることを知った。なので昨年から、独自に「個人内の企業生成」の概念を導入、その成果を模索するため実践に移している。(これも四面楚歌の状態であるが、平穏・従順の実験にどれだけ実験の意味があるであろうか)。この方法によって、来年2月頃まではなんとか制作に専念できる。それから先は収入の見通しがたっていない。
現在のように、極度な反動政治が続いた場合、政治活動・市民運動などと並行して、どのくらいのペースで自分の作業が進められるだろうか。
その試みの一つとして、ちょうど良い時期なので、進行状況を記録してみたい。
10月から週数日のペースで都内に抗議等に出かけ、合間を縫って作業を進める。今、ちょうど白紙の状態から48カットのラフLOができた。作業は数日に分かれているが、実質の作業時間は6時間である。6時間÷48=1枚の作業時間は約7.5分という結果がまず出た。