●安全保障戦略に「愛国心」明記へ 自公が了承 12/10朝日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131210-00000038-asahi-pol
「自民、公明両党は10日、政府の外交・安全保障政策の指針となる国家安全保障戦略(NSS)に、「愛国心」を明記する方針を了承した。国の安全保障政策が、個人の心の領域に踏み込むことに」
「政府がこの日の与党・安全保障に関するプロジェクトチーム(PT)にNSSの政府案を提示。その中で
、国家安全保障を支える社会的基盤を強化する目的として、「国を愛する心を育む」と記した。
これに対し公明党は、2006年の第1次安倍内閣下で成立した改定教育基本法に基づき、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とするよう求めた。そのため「愛国心」に関する記述をすることは確認。具体的な表現ぶりについては、今後政府と公明党とで調整したうえで、12月17日をめどにNSSと防衛大綱を閣議決定することを了承した。」
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社会教科書に「政府見解」 教育基本法の反映求める 文科相が表明 11/16
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文科省の教科書改革 「愛国心」なしは不合格 11/16
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下村博文文科相「教科書改革実行プラン」発表 愛国心教育徹底へ 11/15
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「政府見解」尊重を明記/愛国心記述、増加狙う/教科書検定の基準改正 11/14
●安保戦略「国際貢献に一層関与」 武器輸出推進を明記 12/11共同
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013121001002472.html
「政府は12月10日、武器輸出三原則に基づく禁輸政策の見直しに伴い、外交・安全保障政策の包括的な指針として策定する「国家安全保障戦略」に新たに「防衛装備品の活用による平和貢献・国際協力に一層積極的に関与する」と明記する方針を固めた。防衛産業の育成にもつなげる狙いだ。政府関係者が明らかにした。与党内調整がずれ込んだため、12月17日に閣議決定される方向だ。戦略は、戦闘機など防衛装備品の高性能化と開発費の高騰に対応するために国際共同開発が主流になっているとして、「共同開発や生産を推進する」と主張している。」
※「防衛」は高度な政治用語。本来の意味は「軍事」。「安保」は「安全保障」の略だが、実態は「有事協力」。だから私たちは大手メディアの記事を読む際、そう置き換えて読む必要がある。第二次世界大戦の侵略戦争も「平和・解放・安定」が謳い文句だった。その結果、どれだけ多くの犠牲者がでたか。この死の商人の流れは、2012年12月の自民党圧勝直後から、着々と準備されてきていることが、ニュースの履歴を見ただけでも歴然。
●政府、尖閣防衛、那覇のF15部隊を倍増を指示 12/11読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131211-OYT1T00657.htm
「今後5年間の自衛隊の部隊配備や主要装備品に関する計画を定める中期防衛力整備計画(中期防)の概要が11日、明らかに。
沖縄県・尖閣諸島など南西諸島の軍事強化することが柱。航空自衛隊那覇基地に配備している戦闘機部隊1個飛行隊(F15、約20機)を2個飛行隊に増強する方針。(政府が11日午前、自民党国防部会などの合同会議で概要を示した)
那覇のF15戦闘機部隊は、南西諸島での領空侵犯に対処する緊急発進(スクランブル)を主要な任務としている。2個飛行隊への増強には、中国が一方的に設定した防空識別圏での中国戦闘機によるスクランブルなどの可能性に備える狙い。」