ビックカメラのマルチペーパーから「業界最安値」の文字が消えた。500枚430円に対し、サンベーパーというところが、500枚260円の紙をだしたのだ。ビックのマルチペーパーは、しわ(ノイズ)になりやすく、水彩の染みを通さない性質がある。一度、西友のコピー紙を使ったことがあるが、わら半紙のように急速に水彩を吸い込み数秒で即乾燥、あとからの修正が効かなかった。今回、サンベーパーを試しに使ってみることにした。ナカザワや、RICOHの紙は今から考えると超高級紙だった。それらをふんだんに使えていた頃というのはいったい何だったのだろうか。時代や市民経済が今より豊かだったのか、それとも私が国家経済の策略に加担しその恩恵にあやかっていた褒章なのか。