蒸し暑い朝、今年本格的な悪夢がついに開始された。
今後も夏の間、これが続くかと思うと気が重い。
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*地下のアジトのような小さい木工室のような薄暗い部屋にいる。(夢の99%は架空の部屋である)。
テレビをつけると、アメリカの悪魔祓いのドキュメンタリー映像が次々流れる。見るつもりはなかったのでチャンネルを変えるが、どの局でも同じような映像を流している。そのうちに、「工事作業員が同僚の男の腹に電気ドリルを突き刺しているシーン」が映る。そして俯瞰の薄暗い工作室の机に貼り付けにされた女性の陰部を男が電気のこぎりで裂いている。そのうちに腹部が開き、内蔵と血が飛び散る。夢側が今年最初のいやがらせで少し気をつかったのか、血の色はピンクだった。
何度もチャンネルを変えるが、惨酷映像からは逃れられなかった。またテレビから目をそらせばかろうじて映像全部を見なくてすむ。
全局が同じ映像を流しているので、30%ぐらい「これは夢では」と思い始めたところでカットアウト。
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毎年夏には、かなり惨酷な直写映像を見させられ辟易している。今まで最高にショッキングだったのは、戦場にいて、小学生ぐらいの子供が次々目の前で殺されるという血みどろの地獄絵図で、これが30分ぐらい続いた。
冬は悪夢を見ないので、悪夢を防ぐには、完全に冬のように気候を調節するしかない。
窓を開け放し、涼しい風が吹いているときでも悪夢はおとずれる。
上記の映像はオリジナルだが、ドリルを突き刺すシーンは八つ墓村の現代版のような感じだった。女性の陰部に刃物を突き刺すというのはアルジェントのテルザに同じシチュエーションがあることを目が覚めてから気付いた。さすがにこの映画だけは劇場には観にいかなかった。