仕事で「影武者」をDVDで再見したのだが、モブのSEのみに(ほとんどすべて)デジタルリバーブがかかっている。エフェクターがアナログ→デジタルに変わったときの(BOSSといえども)あのデジタルの安っぽさがどうも気になっていたのだが、それが堂々と使われているとは。最初は何かのミスではないかと思ったのだが、台詞と他の生音などにはデジタルリバーブ的な効果がかかっていない。当時劇場で気付かなかったのかと思い出してみたが、もしかしたら当時も気になっていたかもしれない、と思ったが、初公開はデジタルリバーブ民生器発売前なので、それがデジタル、とは気付かないはずだ。劇場のスピーカーを通すと気にならないのかもしれないし、また当時、実験的に業務用デジタルを使用したのかもしれない。(デジタルに聴こえる別のアナログフラン時ジャーなどかもしれないが)。特に馬の群集や合戦シーンは画面と同じ数の音を作るのがむずかしいので、リバーブやディレイなどで増幅した可能性はある。