・バスに乗っている。最後列に座った男子中学生の一団が朝鮮美大的な建物を見て差別発言をしている。「慰安婦看護婦帰れ」などと面白がって騒いでいる。ヘイトについては別項などで散々述べてきたので、ここでは夢についてのみ触れる。その学生一団も声も性格も、夢の中で独自に作られたものだ。さらに発言内容もまったく夢の中の創作だ。夢が現実の一部を複製する程度なら話がわかるが、まるでソラリスのように言葉や台詞を自動生成されることには驚くばかりだ。
・最近、昼間仮眠をよくするので、現実→夢へのストレートな変化がよく確認できる。手で触った布団の感触は、夢の中に移行するとともに消失する。同時に両手の感触は夢の中の自分の両手に移る。夢の中で大きな蛾をはたいている。しっかりとしたリアルな感触が確認できる。そんな大きな蛾をはたいたことはないので、夢の勝手なしかしリアルな創作である。
数十年前に見た夢で、夢の中で受けた腕の一部の皮膚の圧迫感は、そのまま現実に移行するのを確認できた場合、同じ部位に感触が残り、徐々に消失するか、あるいはその部位に布団の角などが当たっていたりする。逆に夢の中の感触が、現実に戻ってきたとき、どう変化するか、自分を使って実験しようと思ったが、うまくいかなかった。