数十年ぶりに、夢の中の感触→現実の感触の痕跡移動を体験できた。
11/10。寒く、やたら空腹になり眠くなる。仮眠を繰り返す。
最近の仮眠は、夏・秋問わず、現実→ダイレクトに夢の中。だ。
今日はアトリエで筆で描いている夢だった。親指と人差し指の間の皮膚に、筆の感触が確実にある。
そのまま現実に移行する。布団の上の手の同じ箇所に感触が残っており、次第に引いていく。
以前も書いたが、夢に移行する時、両手に何を持っていようが、どこを触っていようが、感触は消える。逆に夢の中の感触は夢から覚めても手に残る。「残像」についても同じだ。夢の映像は瞼の裏に焼きついており、覚醒直後、白いふすまなどのスクリーンに向かって、すばやく瞬きをすると、夢の映像の残像が残ってみることができる。
今回、アトリエの映像がめずらしく出てきた。今まで玄関までは夢の中で映っている(舞台となっている)。しかし夢の仕事人上のタブーであると思われる寝室の映像は一貫して出て来ない。